今年は、ミニトマトを種から育ててみよう!と思い種まきをしたが、2月の気温ではまだまだ寒いく育たないそうだ。
シーズンの5月上旬には、苗植えしたいのだがどうすれば?と思い調べたところ
「踏み込み温床」という微生物の発酵熱を利用した天然ヒーターマットが作れるらしい
温かい床で苗を作ることができる!
けど「理屈は分かったけど、本当にそんな簡単に熱が出るの?」
また、狭い庭でも可能なのか?
そこで! 実際に自宅の庭の片隅を使って、ミニ温床の実証実験を行うことにしました。
この記事では、準備から仕込み、毎日の温度変化、そして種まきから発芽までをリアルタイムで記録していく「観察日記」です。 果たして、真冬の庭で微生物たちは目覚めてくれるのか?それとも単なる冷たいゴミ箱になってしまうのか?
成功も失敗も包み隠さず公開していきますので、ブックマークして時々覗きに来てくださいね。
【Day 0】材料調達と仕込み(2月6日)
思い立ったが吉日。さっそく材料をかき集めて仕込みを行いました。
今回の実験環境
- 場所:愛知県西部(最近の平均気温は、最低1℃~最高10℃ぐらい)
用意した材料

- 容器: 知人に貰った発泡スチロール箱(約 深さ25cm/幅40cm/奥行20cm)
- 落ち葉: 20L 土のう袋 2袋分(45Lゴミ袋 1杯分ぐらい)を近所の公園で収集
- 米ぬか: コイン精米所で頂いたもの(約4Lぐらい)
- 水: 適量
- 45Lゴミ袋: 2枚ぐらい
- 地温計: シンワ測定の地温計 V2
いざ、仕込み!
1. 混ぜ合わせ ゴミ袋の中に「落ち葉」と「米ぬか」を入れ、袋を振ってシェイクします。

2. 水分調整(運命の分かれ道) 水を少しずつ足して、「おにぎりテスト」を実施。 手袋をしてギュッ!と握りしめます。 指の間から水がポタッ…と落ちるか落ちないか。……よし、この感触です! (※ここで水浸しにすると腐るので慎重にやりました)

3. 箱詰め&プレス 発泡スチロール箱に移し替えます。最初はフワフワで「入り切るかな?」と思いましたが、足でギチギチに踏みつけます。 体重をかけてプレスすると、空気を含みつつもしっかり密度が高まりました。

4. 設置完了 最後にフタをして、ドリルで空気穴を開けます(上部に9箇所、横に1面あたり2箇所ぐらい)。 風でフタが飛ばないようにブロックを乗せました。

【本日の記録】
- 外気温: 12℃(午後3時頃)
- 温床内温度: 同上℃
- 状態: まだただの冷たい落ち葉の箱です。明日どうなっているか…!
【Day 1】(2月7日)


【2/7(土)Day 1】 まだ「ただの落ち葉箱」です
- 朝の気温: 5℃ぐらい
- 温床内温度: 変化なし
- 状態: シーン…としています。湯気もなし。
昨日の今日なので、さすがにまだ熱は出ていません。
フタを開けて手を突っ込んでみましたが、「冷たい落ち葉」そのものでした。
「もしかして、水分が足りなかった?」
「米ぬかが少なかった?」
といきなり不安になりますが、調べたところ、微生物が活動を始めるまでには「誘導期(ゆうどうき)」という準備期間があるそうです。
人間で言うところの、寒い朝に布団からなかなか出られない状態でしょうか。
今日は余計なことをせず、微生物たちを信じてそっとフタを閉じました。
(※あまり開け閉めすると冷えるので、ガマンも大事!)
【Day 2】(2月8日)


【2/8(日)Day 2】 ついに…!針が動いた!?
- 外気温: 最高5℃ / 最低-1℃(めちゃくちゃ寒いです)
- 温床内温度: 約20℃
- 状態: 昨日とは明らかに違う「ぬくもり」を感じます。
やりました!温度計の針が動きました!
「たった20℃?」と思われるかもしれませんが、今日の外は最高気温5℃という真冬の寒さです。
その中で、外気より+15℃も高い状態をキープできている。これは間違いなく、箱の中で「発酵」が始まった証拠では?
微生物たちが「お、そろそろ働くか!」と目覚め、エネルギーを出し始めたようです。
このまま順調にいけば、明日はさらに温度が上昇するはず。
あえて中身はいじらず、熱を逃さないように厳重にフタをして見守ります。
【Day 3】(2月9日)



【2/9(月)Day 3】 「20℃の壁」にぶつかる
外気温: -1℃ぐらい
温床内温度: 約20℃(昨日と変わらず)
状態: ほんのり温かいけれど、爆発的な熱が出ません。
昨日と同じく、20℃前後でピタリと止まってしまいました。
外気温を考えれば、プラス20℃を維持しているだけでも凄いことなのですが…人間とは欲深いもので、やっぱり「湯気」が見たい!
【なぜ上がらない?推測される原因】
寒すぎる: 箱の断熱性能を超えて、外気が冷たすぎる(放熱>発熱 になっている)。

【Day 4】(2月10日)


【2/10(火)Day 4】 20℃の呪縛、解けず…
- 外気温: 0〜10℃ぐらい
- 温床内温度: 約20℃(3日連続変化なし)
- 状態: 生ぬるい状態が続いています。
今日も温度計は「20℃」のまま、ピクリとも動きません。
目指しているのは「40℃〜50℃」のアツアツ温床。
【Day 5】(2月11日)


【2/11(水・祝)Day 5】 変化なし…奥義「湯たんぽ」投入!
外気温: 2-10℃
温床内温度: 約20℃(4日連続変化なし)
状態: 20℃で完全に安定してしまっています。
今日も温度計は動きません。
【緊急処置:湯たんぽ作戦】
手軽な「物理攻撃」を仕掛けました。
500mlのペットボトルに、80℃くらいのお湯を入れる。
それを温床の中心部分置く。
フタを閉めて保温。
名付けて「湯たんぽ作戦」です!
これで箱の中の温度を強制的に上げようという魂胆です
【Day 6】(2月12日)
【2/12(木)Day 6】 「容量不足」の壁にぶつかる
外気温: 2-10℃
温床内温度: 約20℃(5日連続変化なし)
状態: 湯たんぽ作戦も虚しく、朝にはぬるくなっていました。
今日も温度計は20℃。
水分よし、酸素よし、湯たんぽまで入れた。それでも上がらない。
ここで一つの仮説にたどり着きました。
「箱が小さすぎるのではないか?」
私が使っている発泡スチロール箱は、深さ約20cm(容量約30L)。
通常、発酵熱をガンガン出すには、ある程度の「大きさ(堆積量)」が必要では?中心部の熱を逃さないための「厚み」が必要だからと推測。
今の私の温床は、**「熱が出るそばから、箱の表面積の広さゆえに冷やされている」**状態なのかもしれません。
お風呂のお湯が、浴槽(大きい)なら冷めにくいけど、洗面器(小さい)だとすぐ冷めるのと同じ理屈なのか?。
まとめ
今回の実験は、大失敗に終わってしまいました・・・。
今度は、容量を増やして再度挑戦してみようと思います!


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